シンガポール・ベトナム就労ビザの厳格化について
※ただの備忘録※
就労ビザの厳格化
シンガポールは2020年、外国人のビザ取得要件を厳格化すると発表しました。
シンガポール、外国人ビザ厳格化 日本企業にも影響: 日本経済新聞
ベトナムも2021年2月より、外国人のビザ取得要件を厳格化されるようです。
それまでは3年以上どこかの会社での在籍があれば、外国人の就労許可証の取得の基準に達していたのですが、5年以上の在籍証明が必要になった、とのこと。
※細かい要件は色々あるので、大使館などしっかりした情報を当たっていただければ幸いです。
就労ビザ要件の厳格化の背景
一番は「自国の雇用を守ること」にあります。
どんどん外国人の方の雇用を許可してしまうと、自国の雇用が不安定になってしまいます。
就労ビザ要件の厳格化に思うこと
・日本は労働力が足りなくなって「外国人の(労働)力が必要」となっているけど、シンガポールやベトナムは「いや、もうそんな来ないで・・」状態なのかなあ。
・他の国でも外国人の就労ビザ要件の厳格化が進むと、それなりにキャリアを積んだ人にしか「海外で働く」という門戸は開かれなくなって、ますます「経験値の格差」は広がっていくのかなあ。